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デイサービス八重桜の十月Bloom Letterブルームレター十月四日は「大和楽鼓の会」(リーダー/松本弘昭様)以下十名様が各種太鼓の演奏をはじめ、歌手二名様の歌や利用者様参加の踊り、と多彩な演出で、健康の源泉―....

デイサービス八重桜の十月Bloom Letterブルームレター十月四日は「大和楽鼓の会」(リーダー/松本弘昭様)以下十名様が各種太鼓の演奏をはじめ、歌手二名様の歌や利用者様参加の踊り、と多彩な演出で、健康の源泉―大笑いを頂きました。(写真・上)本当に有難うございました。感謝!十月十三日は秋の恒例「大運動会」が開催されました。表紙でご紹介した通りですが、職員も参加して、利用者様と一緒に大いに運動会を楽しみましたデス。(パン食い競争―写真・右)「学習療法」の経過一例のご紹介…Kさんの場合(学習開始から1ケ月/週3回)最初、会話が続かずご表情も硬かった。回を追うごとに少しずつ会話が続くようになり、笑顔も増えてきました。学習に慣れてこられコミュニケーションもうまく図れるようになってきています。数字盤は毎回集中して取り組まれています。プリントは毎回一○○点を取得されています。「学習療法」の効用―認知症には負けない!デイサービス八重桜で今年六月から始めた「学習療法」は高齢者の認知症予防と改善等を目的としています。この療法は、東北大学加齢医学研究所の川嶋隆太教授(学習療法研究会・会長)が中心になっての高齢者の認知機能やコミュニケーション機能、身辺自立機能などの改善には、脳内の前頭前野機能への刺激が最重要課題だとする認知症に対する非薬物療法の一つです。「前頭前野領域」とは「人間のおでこ」のちょうど裏側に位置する大きな領域であり、左図の4例のような形状をしています。左図は人間の4種類の生活行為中の前頭前野の活性度合いを比較した図です。赤い部分が多いほど活性度が高く、赤色の減少図は不活性化を表しています。学習療法はまさに上位の2例のように赤く活性化させるための療法で、本の音読や簡単な計算問題への取り組み結果と、他の下位2例の行為と比較すれば、歴然とした違いがご理解頂けるはずです。活性化大〈右〉〈左〉本を読んでいる時の状態簡単な計算問題を解いている時テレビゲームをしている時明日の予定を考えている時参考出典は学習療法研究会発行のテキストより